【おしらせ】 不定期ながら活動して参りました映画Podcast「ポッドキャストでつかこ※う※へ※い」は3人の度重なる議論の末、ある一定の水準に達したという結論に達し、解散の運びとなりました。永きにわたる御愛顧、誠にありがとうございました。 なお、活動母体として使用していたSeesaaブログは存続しますが、今後の更新は予定していません。Twitter、Facebookページ、Mixcloudは7月末日を持ちまして、運営を終了します。 何卒、ご了承くださいませ。

2011年10月19日

村山1人語り「モテキ」

とりあえず、語り下ろしも終わりましたので書きます。
まぁ、自分の思いのたけを。場外乱闘的に。違うな。1人なんでマイクパフォーマンス的位置づけで読んでください。

Rhymester宇多丸氏ウィークエンド•シャッフルでの評論も聞きました。【ポッドキャストで聞けますよ】ある程度想定内の批判でした。そこに共感できないだろうと言うてくるだろうなと。

サブカルという言葉を幸世自身が使うことには、僕も違和感を覚えました。
情けないことですが、自分が好きなジャンルをサブカルだと是認したことは、この映画を見るまで一度も思ったことなかったですし(笑)
日本語Hip-Hopの立ち位置に関して、一種の記号的な扱いをする事に対する不満はいわずもがな。
そして、アイドル評論のスペシャリストでもあるウタさんにとって、アイドルソングを十把一絡げにして表現されることは、そりゃあ納得のいかないことだろうと思いましたし。
ウタさんが、全ての登場人物に対して何らかの救済措置がついている映画が好きなのは、シネマハスラーファンなら周知の事実。理解します。

ですが、僕はこの自分自身の評価を変えません。
なぜなら。この「モテキ」という映画、主人公の藤本幸世という男は。

僕自身だからだよっっ!


90年代は、アイドル不遇の時代と言われていました。モー娘。が爆発的なヒット♪Loveマシーンを放つのは、1999暮れから2000年の話。ミレニアムであることのどこかお祭りムードに扇動される形でブレイクにつながったのです。

その時、僕は大学生なりたて。今さらアイドル事情に乗り切れないでいました。

流行もの=セルアウト=ダサい。

そのいささか短絡的な思考がこびりついていた高校のころのイキガリがまだ強く、判断をねじ曲げている真っただ中に、アイドルソングがTKが造り出した、猫も杓子もアーティストという時代にトドメをさし、ようやく復興を遂げたのです。

その時代背景をふまえると、ああいった雑感でしかアイドルソングを捉えていない人間が90年代にいるのは「差別」ではないのです。「事実」なんです。
自分の耳で聞こうとせずに、食わず嫌いで全てを投げうった。今、考えるとばかばかしいことの極みです。
ですが、時代の波に逆らいたくなる時。なんだか時代のせいにしてため息をつきたくなる時。

あなたにも、あったでしょ??時代が、僕たちをそうさせたんです。
つまりこれは、誰のせいでもない考え方、なんですよ。

今は違う!自分の耳を信じています。なにせ、恥とかプライドとかほとんどなくなったから。
30歳に近づくにつれて、全てを観たいし知った上で批判したいと思うようになったからです。

藤本幸世という男を観ていて、つきあいきれないと思う人もいるでしょう。
恋の呪縛にまみれ、周囲を巻き込み東奔西走する姿を、不愉快だと感じる人も少なくないようです。

しかし物語の構成上、過剰には表現されていますが。

青春時代をヘッドフォンが一番信頼できる友達だと感じたことがある人間なら。
スペースシャワーの月間パワープッシュと夕陽のドラゴンが唯一の楽しみだった人間なら。

ああいうメンド臭い自分本位な一面を持っているのが、僕らアラサーなのさ!!
世界がミレニアムにむかうころにCDバブルが訪れ、その状況に辟易し、もう1つのムーブメントに適度な刺激とエロスを求め、常に渇望していたのが僕らアラサーなのさ!!

そして大前提として、全くモテなかった!
自分より大した音楽センスもないくせに、オレより先にヤッてるやつは敵だった!
AIR JAMのよさを話してもポカンとするヤツは敵だった!
女の子と目を見て話せるヤツは敵だった!
そして、女の子は神聖なる存在で、目の前にいるのに一生頭の中が理解出来ないトワイライトゾーンに見えていたんだ!

プライドは人一倍強いクセに、アドリブに弱く、結果を自分は出せると信じ込み、1人で答えを出そうと転がり続けたあげくに、他人に迷惑をかける。

それそのものが、ドーテーマインドなんだよっ!!!

そんなドーテーマインドが世間一般にまがいなりにも一定の評価を受けて、興行収入でヒットと呼ばれている数字を叩きだしている。

こんな面白いコトってないじゃないか。
だから僕はこの映画を誰がなんと言おうと、支持し続ることを誓うのです。

あなたはどう見る?それが大事。

posted by 山本です村山ですドンです。 at 03:44| Comment(0) | 一人語り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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