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2011年12月26日

村山1人語り 「阪急電車 〜片道15分の奇跡〜」

今回観た映画はこちら。

「阪急電車」

「阪急電車」のDVD 「阪急電車」の書籍

あらすじ
「フリーター、家を買う。」「図書館戦争」などで知られる人気作家・有川浩の原作小説を映画化。
兵庫・宝塚市の宝塚駅から西宮市の今津駅までを結ぶ阪急今津線を舞台に、最寄りに住む人々の、様々な人生が交錯する、片道15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々を描くヒューマンドラマ。
主演は中谷美紀、戸田恵梨香、宮本信子。共演に人気子役の芦田愛菜ら。

ヨメが観たいということでDVDで借りてきました。
僕の義理のお姉さん(ヨメの姉)が神戸に住んでるんですね。
で、そこへ遊びに行く時に何度かこの路線を使ったことがあるらしく、観たいと。
たしかに、自分が訪れたり触れたりした風景が映画になっている、と聞くと観たくなるものです。

ローカル線、といっても第2の都市、大阪の誰もが親しんだことのある阪急を使うあたりは、確かに映画としてもある程度の数字が見込めるわけでその狙いは間違いではないでしょう。
老若男女が分け隔てなく(金持ちはタクシー移動のため、いませんけど)集まる電車や駅といった場所は、人間関係を描く上で非常に扱いやすい題材。
なおかつ、世の中には鉄道ファンも多く、あげくに大阪人は愛県心(?)にあふれる人たちですから。

密かに隙間を狙っているようで、大ヒットを狙っていたんだと思います。

脚本家は岡田惠和さんという小説「ちゅらさん」や「おっぱいバレー」なんかを手がけた人、みたいです。

あの、根っこの話をします。
タイトルは、『阪急電車』ですよね?で、サブタイトルに『片道15分の奇跡』とあるんです。
でしたら、電車の中で物語が進んで行くのが、僕はスジだと思うのですけど。

電車、下りてからの話が多くないっすか?
あの時…みたいな回想がやたらと入るんですけど、それって電車の外での話じゃんか。
じゃあ、電車では奇跡は起きてない、ことになってしまうんですけど。

いやいや、電車で偶然乗り合わせた人と話をしたことが奇跡なのですよ。
とでも言うでしょうが。

基本的に、中谷美紀も戸田恵梨香も自己解決してるように見えるのですよ。
たしかに、ばあさん(宮本信子)に声をかけられたことで話が進んだ事に間違いはありませんが、そこから行動に起こしたのはこの2人がそれぞれ自分なりの解釈をしてやったことであって。
戸田に関しては、一言声かけられて絆創膏もらっただけでしょ。

奇跡でもなんでもねえし!!

たぶんですけど、小説の大事な心理描写を落としていませんか?唐突感が否めなくて。
物語のカギ、キモの部分だけ並べて、それがいい映画になるとでも?
映画ナメんじゃねーよ!!

大体、最初のシーンからげんなりです。
まず、登場人物が8人ぐらいいるんですが、そのキャラクターを大層ご丁寧に、わざわざ話の流れを静止画にして止めて、字幕スーパーでご紹介。テメーらは、朝の情報番組か。
会話の流れから、キャラクター紹介をすることは、日本の映画界は出来んのか??

冒頭は、男が相手の女性を連れて、すでに結婚の約束をしていた中谷美紀に破談を宣告するシーン。
すったもんだ話したあげくに、半ばあきらめきれない様子で中谷は男に「わたしを結婚式に呼ぶ事」という条件をつけます。

2人の結婚式をむちゃくちゃにしてやりたいと誓った中谷は、白いドレスを身にまとい、阪急電車に乗り込むのです。一同が騒然とする中そこで、宮本信子と出会うと。

僕がこの映画を撮るなら。
中谷美紀が純白のドレスを着て、電車に乗り込むところから映画をはじめます。
全部観て、一番強いのはこの映像なんですよ。中谷がキレイなのは言わずもがななんですから。
どうして、この人はこんな恰好で電車に乗り込むことになったのだろう?
それで引き込めばいいじゃんか。映画10本もみたらわかることだってば。

電車の中でしゃべるな!と注意をした宮本信子に拍手喝采?
ACのCMでもそんなこと教えてくれるわい!

ゆったりと情景描写をすりゃあええのに途中でちょいとアニメーション使ったり、とか。
スローモーションのところが重要なようで全く重要じゃない、とか。
それぞれの役者が自分の思ってることをセリフにするな、とか。渡鬼か。
男前役のやつが全然男前のように見えない、とか。
関西人で固めてるくせに、最初に出てくる安めぐみが付け焼き刃の関西弁、とか。
映像専門学生さんが作ったのか??

役者さんが頑張っているのに、全くいかされていない腐り加減です。

そんなに怒らんでもとお思いの方も多いでしょう。
でもこういったいい事をいってる「げ」な映画が一番の罪悪です。
続編でグダグダになってしまった映画なら、元々のファンしか観ないことにもなるし傷つける人は少なくてすむ。つまり誰も損しないからいいんです。

でも、こんな映画が蔓延してると映画=つまらないと思ってしまう人もいるのです。
お願いしますよ。プライド持って、映画作ってください。

一気にまくしたてましたが、こういう事をしてるとこう言われるのですよ。

テレビ屋映画だって。

あなたはどう観る?それが大事。
posted by 山本です村山ですドンです。 at 17:22| Comment(0) | 一人語り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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