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2011年12月24日

村山1人語り「恋の罪」

【今回は18禁映画を紹介しています。under18 Go Home!!!!!】

珍しくよっぱらっています。
寒いからね。ぼくの飲酒は防寒対策のみです。

今日サロンシネマで観て来たよ。こちら

「恋の罪」

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あらすじ
園子温監督が描く、21世紀直前に渋谷区円山町のラブホテル街で実際に起きた殺人事件からインスパイアされたオリジナル・ストーリー。
殺人課の女刑事、大学のエリート助教授、人気小説家を夫に持つ専業主婦の運命が交錯するサスペンス。充満する激しいエロス、過激なSEX描写などでも話題。


以前にも書いた前作「冷たい熱帯魚」で注目されたこともあり、大入りでした。
補助席で見ることになったぐらいでしたからね。でも思った以上に快適でした。
実際にあった事件からオリジナルの物語を作る3部作を作っていて、これはその第2弾ということになります。
わたくし自身も「冷たい熱帯魚」は、猛毒エンタテイメントとして超ド級の面白さでしたので、今作も気になって観に行った次第です。

主人公は、(境遇や立場は別として)感覚的には一般の共有し得る人物としておいて。
そこから狂人たちに巻き込まれる上で、一般人が狂人へと同化していく様を描いています。
それは「冷たい熱帯魚」の構図と一緒なんです。

ですが、今回のお話は主人公が女性。
一般的に見れば地位や名声を手に入れ幸福を手に入れている女性の裏に潜む空虚感が、すべての発端となるわけです。

神楽坂恵(小説家の嫁)は、満たされているのです。
超売れっ子小説家の奥様であり、生活には何一つ不自由していない。
そして、旦那の期待に応えることを唯一の生き甲斐、糧としています。
周りの目から見れば、勝者であるのです。

ですが、彼女が求めたものは深い愛だった。言葉では満たされない、本物の愛。
現実的に、生きる喜び=SEXを、彼女は半ば運命的に追い求めはじめるのです。
偶発的に発生したように脚本上ではなっていますが、あれは必然であったと僕は考えます。

愛を求めSEXをする。そこに愛がなければ男に対価(=お金)を要求しろ。
対価がもらえなければ、それは自分自身を他者に認めてもらったことにはならない。
しかし、男というのは対価を支払うことを要求する女を蔑む目で見る。
男も、そこに対価を支払うだけの覚悟で望め。それを望むことは女性として、当然の権利だ。

その思考回路には、人間関係とか建前とかそういったものを一切排除し、ただただ原始的に愛を求めた女性の姿がある。ただそれは社会通念上、ただの狂人なのですよね。

そして狂人としての「覚醒」を遂げる様は、誰が観てもすさまじく神楽坂恵の演技力の姿にただただ脱帽です。園さん、また追い込んだんだろうな。

連続殺人事件の真相という見せ方で物語を紡ぎ、そこが点と線で結ばれて行く様子はスリリングで、スクリーンを凝視したくないけど目が離せないという圧倒的パワーで、141分を押し倒します。

なのに後味の悪くないように出来ているのは、園監督の手腕と言えるでしょう。
だけど今回の作品に関しては、ちょっとキャラクターをデフォルメ化し過ぎた印象もあるかな。ややそれぞれのエクスキューズを描くために説明過多になり過ぎていますし。
それで現実感が薄れてしまっているのは、マイナスかな。

ただまぁやはり、女性の内面をシビアに扱っている作品だけに評価が難しいです。
実際にこういった深層心理が、女性にも在るものなのかは考えの及ばないところ。

「冷たい熱帯魚」のように、2度3度はぼくは観ないかな。
女性の意見を聞いてみたいところだが、まぁなかなか難しいかな。

ちょっと今回、酒入ってるんで乱文かもな。あんま笑いないし。すみません。
シラフん時に見て、ムカツいたら消すかも。

あなたはどうみる? それが大事。
posted by 山本です村山ですドンです。 at 05:39| Comment(0) | 一人語り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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